法則9 「螺旋階段の罠にハマるのは、真剣に向き合っている証拠」

法則9 「螺旋階段の罠にハマるのは、真剣に向き合っている証拠」

こんばんは。長谷川理子です。

今日は法則9「螺旋階段の罠にハマるのは、真剣に向き合っている証拠」をお届けします。

今回は、変わろうとして頑張っているあなたが陥りがちな罠について、書いていこうと思います。

「変わりたいと思ってるのに変われないのは 心の奥底では(変わりたくない)と思っているから」

こんなことを聞いたことがありませんか?

これは自己啓発の世界では、けっこうよく言われるんです。

顕在意識では「変わりたい」と思っているからそれが「自分の本心」だと思っているけれど

実は、潜在意識では「変わりたくない」と思っている。

だから、(なんとなくやりたくない)と感じて辞めてしまったり

(そこから目を背けるために)無意識に違う「何か」をやり始めたり・・・。

そういう体験をしたこともあるかもしれませんね。

こころは、何よりも変化を恐れるんです。

訳のわからない、先が見えない変化を体験するよりも

多少しんどくても「変わらない」という現状維持を「無意識に」選ぶことで、どこか安心したりします。

意識では「変わりたい」と思っていても無意識でそれを拒否しているので

頭とこころがバラバラの働きをしているんですね。

こうなってしまうと、圧倒的に「潜在意識」に軍配が上がります。

「無意識」の力って、実はとーっても強いんです。

(意識VS無意識って、3対97で、「無意識」の勝ちって言われますから(^_^;))

だから、「変わりたいのに変われない」ということが起こってきます。

特に、いろいろ、こころのことを学んでいたりすると

「変化していった人」の事例を多く見聞きし、それに比べて自分は全く変わっていないと感じて落ち込むことも、結構多いんです(^_^;)

これ、昔の私そのものなんですけれどね。

でも、実際は、なんらかの行動を起こした時点で 「確実に変わっている」んです。

よく、ビルの外階段なんかで使われている「螺旋階段」

あの階段を登っている時って、前だけを見続けていると、いつまでたっても同じ風景が視界に入ってきます。

自分が見ている世界は、全然変わっていないように感じます。

でも、それを外側から見ている人は 「すごーい!あの人、もうあんなところまで登ってる!」 って感じたりしません?

本人は気がつかないけれど、確実に、上へ上へ登り続けています。

人の心も、同じなんです。 自分では変わっていないように感じてる・・・。

でもそうじゃない。 確実に、変化をしているものです。

人って、自分自身には結構厳しくて

特に「いろいろ学んでいる真面目で熱心な方」は、いい意味で、「理想が高い」のかもしれませんよ(^_^;)

「目に見えてわかるような変化でないと、受け入れられない」とか

「なかなか変われない私はダメ」とか そんな思いがあるのかもしれません。

でもね、ちょっと考えてみてくださいね。

それまで、この問題をなんとかしたくて 行動を起こしてきたんですよね。

でも、それ以前。

まだいろんなことがわかってなくて 「(そういうことをする)あなたが変わりなさいよ」って

自分は悪くない!を握り続けていませんでしたか?

旦那さんだろうが、職場の上司だろうが、お子さんだろうが・・・。

これは、問題となっている相手が、どんな人であっても言えることで

ほとんどの方が、最初はここに立っていたと思うのです。

そこから、(自分が変わることが大事)って気がついて

「そのための行動をし始める」って、なかなかできることじゃありません。

「他人原因」から「自分原因」に考え方をシフトできるって

本当にすごいこと! できて当たり前、なんかじゃないんです。

気持ちは、とーってもよくわかります。

私も何度も何度も、変わっていない自分、成長していない自分を感じて責めていましたから・・・。

でも、これこそ、「真剣に向き合おうとしている人だけが陥る罠」だと思いませんか?

だから、全然変わってない・・・って落ち込む必要は、ないんです^^

そして、あなたの「変わりたい」という思いを妨げているもの。

潜在意識にある「恐れ」や「勘違い」や「思い込み」

それらをちゃんと見つけて、 顕在意識と潜在意識の2つが「一致」した時・・・。

初めて、「気づき」という形で、あなたにも変化が訪れます。

(その方法は前回のメールセミナーを参考にしてね)

あなたが「変われない人」なのではありません。

それは「タイミング」なんです。

私が、昔、なかなか変われないと感じて自分を責めていた頃

仲間の一人が、こんな言葉を送ってくれました。

それを聞いた時、私は一気に肩の力が抜けていくのを感じたんです。

あなたにも、この言葉を送りますね。

「人はね、こころから変わろうと思ったら、すぐにでも変わることができるんだよ」

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明日は法則10「夫が満たされる接し方をする」をお届けします。

最後までお読みくださって、ありがとうございました。

【法則9のキーポイント】
「頭とこころが一致した時、気づきは起こる」

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