法則7「反応の種を知る」

法則7「反応の種を知る」

こんばんは。長谷川理子です。

今日は、法則7「反応の種を知る」をお届けします。

私の中にある 「当たり前、常識、思い込み」を見つけて緩めていくこと。

なぜそうすることが大事なのかは 前回のメールセミナーでご理解いただけたかと思います。

でも・・・。 「自分の中にある思い込みや常識」って自分にとっては「当たり前」だと感じていることですね。

「当たり前」な訳ですから 無意識任せにしていたら その「当たり前」を持ち続けることになります(^_^;)

その結果、許せないことやイライラすることが多くなるのだとしたら ここを変えていかないと、辛いですよね。

でも、これを変えていくのは なかなか、手強い(笑)

だって、自分の中の「当然」だから・・・。

実は、こういっている私も いつも、自分の内側と会話できた訳ではなかったし

すぐに思い込みや当たり前を変えられた訳でもありませんでした。

「ネガティブな感情を感じた時は、自分の内側を見るチャンス」

そう思ってはいるものの、どうしても感情が優先してしまい

理不尽なことを言う旦那の感情に飲み込まれて 何度も感情を爆発させました(^_^;)(^_^;)

なんで私がこんなめんどくさいことしないといけないの・・・?

そうやって、やさぐれたことだって数知れず(笑)

今だって、うまくいかないことも多々ありますし、ね(^_^;)

でもね・・・。 全て自分次第、なんです。

相手が何を言ったのか、どんな態度をとったのかが問題なのではなく

自分が、パートナーの言動をどう捉え、どう感じたのか・・・。

それによって、起こっている現実が 辛いものになるかならないかが決まります。

なので、「自分の捉え方を変えていくという作業」は とても大切になってきます。

じゃあ、どうやって変えていったらいいの?

今回は、具体的な例をあげて その方法をお伝えしていきます。

ちょっと長くなりますが、最後までお付き合いくださいね^^

そもそも相手の言動自体は

「相手がそういう言動をした」という事実がそこにあるだけで

それ自体は「毒」は持っていないんです。

でも、あなたの中に「反応の種」があって

それに反応した時に、初めて 相手のその言動が「毒」を持つわけです。

それなら、その「反応の種」を見ていけばいい、ということになりますね。

では、私、長谷川の実例に基づいて それを見ていくことにします。

今から10年くらい前の出来事。

法則2でお伝えしたように、私は、反対を押し切り家出をして結婚したため

実家との関係がギクシャクしていて

(かなり改善してきてはいるものの)

まだ、母との間に「壁」を感じていたという背景があったんです。

その日、実家に子どもたちを預けて仕事に行ったのですが

予定が押してしまい、帰宅がかなり遅くなったんですね。

で、娘たちを迎えに行ったら、父が・・・。

「諸悪の根源が帰ってきた」と言ったんです(^_^;)

なぜそう言われたのかはわからなかったしその言葉もどうかと思うけど(笑)

でも、それはどうでもよくって・・・。

私が反応したのは、その時の「母の態度」

私の方を見向きもせず、なんの反応もしなかったんです。

父のその言葉よりも、私は母のこの態度に、モヤモヤした嫌な感情を感じたんです。

そこで、以下のことをノートに書き出していきました。

【なぜ私は、父の言葉ではなく、母の態度にモヤモヤしたのか】

・自分に対して話かけてこないのは、きっと怒っているに違いない。

・母が思っている通りに自分が動かなければいけない。 (約束した時間に戻れなかったから)

・母が黙っている時はいつも「怒っている時」だったから 今回もきっとそうに違いない。

私にとっての「反応の種」は、この3つ。

この思いがあるから、母の態度がとても不安に感じたんですね。

これらは全部、幼少期から育ってきた中で体得した 「思い込み」なんです。

そして、これらがあるから、母の態度が辛いものに感じたのだから

この思い込みを見直していく必要があります。

じゃあ、書き換えてみましょう。

・怒っているとは限らない。

・もしかしたら聞こえていなかっただけかもしれない。

・聞いていたとしても「意に介していなかった」だけなのかもしれない。

・怒っていたとしても、母の感情は母のものだから、母に任せればいい。

・母が思ったように動く必要はない。

・怒っていたのだとしたら、遅れた理由をちゃんと説明すればいいだけ。

冷静に考えれば、その通りなんですよね(^_^;)

これを、「文章に書く」ことで 客観的に自分を観察することができたんです。

私は当時、このノートを書いたことで 自分がなぜ「母の態度」に反応したのかを認識でき

思い込みを見直すことによって

もし、実際の行動を起こすことができたら、もっと心の距離を置かず、関わっていけるかもしれない・・・。

そう思ったんです。

そして私は翌日、行動を起こしました。

母に聞きに行ったんですね。

そうしたら・・・。 なんてことはない、本当に「聞いていなかった」んだそうです(笑)

私は以前、半ば親と縁を切る形で家を出てしまい 長い間、親子の間には確執があったんです。

だから、こんな些細なことでも「話しに行くこと」って、 正直ちょっと勇気がいりました。

でも、もし私が (絶対、母は怒ってる・・・。あれはかなり怒ってるな・・・)

そう思い込んで聞きに行かなかったら

私はなお一層、ますます実家から足が遠のいていたかもしれません。

せっかくいい感じに戻りつつあると思っていたのに

それを自ら遠ざけてしまうことになっていたかもしれません。

ノートを書き、自分を客観的に見ることで

「思い込み」を見つけることができ 「実際にできること」にフォーカスすることが出来

「実際にやってみること」で現実を変えていきました。

今回は「母との事例」をあげましたが、実は、旦那との関係が良くなって行く中でも 同じことをやっていたんです。

旦那の態度に、なぜそんなに怒れたのか? なぜイライラしたのか?

「私の中に、反応の種がある」

ここと向き合って自分の捉え方を変えて行くことで

たとえ、相手の行動が変わらなくても、以前よりはずっと大丈夫になっていった・・・。

その結果なんです。 旦那が変わっていたのは・・・。

そして、この「反応の種」を知ること以外にもう1つ。 とても大切なことがあります。

それが「自分と会話する」です。 明日はそのことについてお伝えしていきます。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【法則7のキーポイント】
「反応の種」は、外側にはない。あなたの中にある。

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