法則6 「相手を変えるためには、自分のココをシフトする」
こんばんは。長谷川理子です。
今日は法則6 「相手を変えるためには、自分のココをシフトする」をお届けします。
「人を変えたかったら、まずは自分が変わること」
耳にタコができるほど(?) 何回も聞いたことがあるであろうこの言葉。
あなたもきっと、何度も見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
でも、そこに例外はないような気がします。
だって、私自身もそうだったから。
「私が変わったから、旦那も変わった」 これは間違いないと思ってます。
じゃあ、私が 「何を、どう変えていったのか」 その具体的な内容を、お伝えしていきますね。
まず、意外に思われるかもしれませんが・・・。
旦那との関係がうまくいっていなかった頃 私は、旦那と同じ空気を吸うのが嫌でした(爆)
口を開けば文句を言われ、やたら不機嫌になる旦那との 会話はもちろんほとんどなく、必要最低限だけ。
洗濯物も並べて干せないし、 鍋料理は、ほとんど作らなかったと思います。
(1つ鍋を共有したくない!!って思ってたので(^_^;))
旦那が、あれば便利と思って買ってきた台所用品を 「意図的に、使わない」 なんてこともやっていたくらい、関係は冷え切っていたんです。
もちろん、その当時、私には私の思いがあったから、こんな態度になっていたんですけれどね・・・。
それは (この人は私のことをわかってくれない。 私のことを理解してくれない人を、なんで私が受け入れなきゃいけないの?)
そういう思いでした。
でも、今考えれば旦那も、そう思っていたんですよね(^_^;)
こころのどこかで、 (だからあなたが先に、私を大事にし始めなさいよ。 そうすれば、私だって、優しくできるのに・・・)
お互いがそう思っていた訳ですから 延々と、やり続けることになっていた訳で・・・。
でも、こころの勉強をしていき、この言葉に出会った時、私は衝撃受けたんです。
それが、1日目にお伝えした 「問題は、それを問題だと感じている方に解消責任が発生する」 でした。
旦那が、今の私との関係を、どう感じているかはわからない。
でも、間違いなく、私はこのままでは嫌だって感じてるし 重大な問題だって感じてる。
解消責任が、問題だと感じている方に発生するのなら 旦那に対して(あなたが変わりなさいよ)って思うのは その責任を放棄することになるんだ・・・。
そう思ったんです。
当時まだまだ、思い込みや観念がいっぱいだった私は その「責任を放棄する」という言葉に、反応したんですね(^_^;)
じゃあ、私が変わるしかないのか・・・! それが私の責任なんだ・・・。ってね。
今すぐ別れるわけにはいかないのなら 少しでも楽に生活できるように 「私が」変わることが、やっぱり必要なんだ。
でも、それは「旦那」のためじゃない。 あくまでも「私」のために・・・。
そんな思いでしたね。
こうして、少しづつ自分を変えていくことに トライし始めたんです。
今までは、旦那が不機嫌になった時、その態度を見たと同時に (はあ・・・!?なんですぐそんな不機嫌になる訳?)って反応して
(もうちょっと我慢したらどうなの!?)とか (少しは家の雰囲気も考えてよ、いつもそんなんだから楽しくないじゃん)って 旦那を責めてました。
怖いから、心の中で、ね(笑)
でも、「解消責任」は私にあるんですから これではただ「反応」しているだけであって、「解消」はしていないですよね。
なぜ、旦那は、こんなに不機嫌になったのか・・・。
どんな思いが旦那の中にあったから、あんな態度になったのか・・・。
そして、その旦那の態度に こんなにも私が反応したのはなぜなのか・・・。
私が、何を、どう感じたから、嫌な気分になったのか・・・。
まずは、それらを「全部書き出す」という作業をしていきました。
私たちは、人に対して イライラしたり、モヤっとしたり、許せないと感じますが 同じ態度を見聞きしても 反応する人と、しない人がいます。
ということは・・・。 「その出来事が、あなたをイラつかせている訳ではない」んです。
そうではなく、「あなたがその出来事を、どう捉えているか」で こころの振れ幅が決定します。
例えば 「遅刻はしてはならない」と、強く思っている人がいたとします。
そういう人は、もしも相手が、連絡もなしに遅れてきて 「いやー、ゴメンゴメン♪」なんて 軽いノリで現れたら、ムカッとするかもしれません。
でも、(遅れてるなら、待ってる間大好きな曲でも聞いてればいいや) くらいに思ってる人にとっては、この出来事は問題になりませんよね。
それと同じで、旦那の行動に腹を立てたり、嫌な感情を感じたのだとしたら あなたの中に、なんらかの思いがあるから、反応しているんです。
「あなたの中に、反応の種がある」ということです。 この反応の種になるものが あなたの「思い込みや観念」です。
「普通◯◯だよね」 「これって、当然でしょ?」 「◯◯するべきだよね」
そんな言葉で表されるもの。
私の中にある「思い込みや観念」 相手の態度や言動が、「ここ」に触れた時 嫌な感情が湧くんです。
だったら・・・。
「私の観念が何なのかを、明確にし、変えたり緩めたりすること」
これが、自分を変えていくための、第一歩・・・。
私は、ここを変えていったんです。
旦那の態度にムカッとするたびに 「ムカッときた!書く!」
そんな感じ(笑)
相手を変えようと思うなら、まずは自分を変える事。
でも、「変えどころ」を間違えてはいけないんですね(^_^;)
「自分の感情」を変えてはいけない。
それは「我慢する」「なかったことにする」ことになり 結果、余計に自分を追い込んでしまいます。
変えるのは、そこじゃない。
変えていくのは、自分の中にある 「当たり前だと思っていること」 「常識だと思っていること」 なんです。
では、どうやって、自分の中の「当たり前」を変えていくのか・・・。
それは明日のメールセミナーで、お伝えしていきますね。
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明日は法則その7 「自分と会話することが、自分を大切にすることに繋がる」をお届けします。
最後までお読みくださって、ありがとうございました。
【法則6のキーポイント】
「変えるのは、自分の中にある『当たり前』」