法則5 「問題の根本原因を知る」
こんばんは。長谷川理子です。
今日は法則5 「問題の根本原因を知る」をお届けします。
旦那次第の人生はもう嫌! 私は私の人生を生きたい!
そのために何をしたらいいのか・・・。
私が「自分の人生」を本気で考え始めた時、まず、真剣に考えたのは次の2つでした。
ひとつは、離婚を想定した時に必要な仕事の基盤を整えること。
もうひとつは、それまでの間、少しでも楽に生活ができるように、旦那の暴言を減らす方法を知り実践すること。
その後、保育士資格を取得、仕事の土台が固まり保育士としての仕事を始める一方で、本格的に「心の勉強」を始めました。
なぜ旦那が、あんなにも人を見下げた態度を取るのか。
どうしたらこういう人と、なんとか上手くやっていけるのか。
それには、そういう人たちの心理を知るのが1番! そう思ったからです。
そして、いろんな本を読んだり、セミナーに参加したりしていく中で、いろんなことを学びました。
暴言を吐く人は 「暴言」という武器を使って自分を守っているのだということ。
その方法でしか、自分を守ることができない人かもしれないということ。
それは、幼少期に、親から受け継がれている傾向があること。
暴言を吐く人の「裏側」には、どんなバックグランドがあるのかを 知りました。
だからと言って、すぐに旦那を認めることはできませんでしたが
「理由があって、そうせざるを得ない事情がある」ということは受け入れられるようになりました。
でも、そもそも、「心理学を学ぼうと思った理由」が 「旦那の操縦方法を知りたかった」だった私。
「どうしたら旦那の言動が穏やかになっていくか」
「どのような態度で接したら暴言を吐かなくなるか」
「どうやって声をかけたらコミュニケーションが取れるようになるか」
その「方法」を知り、理解し それを使って接していけば、この問題は解決すると思っていたんです。
「それさえやれば解決するという、明確な答え」を必死で探してた。
そして、コミュニケーションノウハウでよく言われている
「できるだけ旦那を認める言葉をかけていったり、 機嫌よく過ごせるように環境を整える」こともしました。
でもね、全然減らないんですよ、旦那の暴言。
一生懸命頑張ってるのに 学んだ通りにやってるのに それでもなかなか、暴言は減らない・・・。
なぜなのか、まったくわかりませんでした。
(頑張ってるのに・・・)という思いがある分、余計にイライラも募っていく。
そういう時期は できるだけ、こころを安定させていくことだけを考えて毎日を過ごすようにしていました。
いろんな本を読んで、感情を整理したり
セミナーに参加して、いろんな人の話を聞いてみたり
好きな音楽を聴いて、ほっとする時間を作ってみたり・・・。
それでも整理しきれなくなった時は、仲間や友達にヘルプを出して聴いてもらい
「大丈夫!それでいいんだよ」と励ましてもらいました。
そんな中、学びを続けていくうちに だんだんとわかってきたことがあったんです。
学んだ通りにやっているつもりなのに、全然関係が改善していかなかったのは
実は、もっと根本的なところに問題があったことを。
それは・・・。
「何をしたらいいか」よりも 「どんな思いを持ってそれをするのか」
「どんな思いを持って、旦那の暴言が改善されていくであろう方法を使っていくか」
その「思い」の部分こそが、旦那との関係性を決定していく。
ここが、わかってなかった。
これが、そもそもの根本的な原因だったんです。
私は、そのことに気がつかず 旦那のことを許せなかったり、嫌ったりしたまま・・・。
自分の、本当の気持ちに蓋をしたまま・・・。
「ただ、その方法を実践さえすればいい」と信じていたんです(^_^;)
セミナーなどで学んだいろんな方法って
使う人のこころのあり方によっては「良薬」にも「毒」にもなってしまうんですよね(^_^;)
私はそれを「毒」のまま「良薬」だと信じて、使ってた。
そして、その一方で 「私がこういう事をしたら夫がキレる」という地雷源や
「夫を怒らせる私の行動が何なのか」も探してました。
でも、その答えは見つかるはずがなかったんです。
だって、出来事はなんだってよかったんですから。
「地雷源を出来事の中に探そうとしても無駄」でした。
ポイントは、そこじゃなかった。
その出来事が、夫を怒らせていたのではなく・・・。
その出来事によって
「自分は無視されている」
「疎外されている」
「蔑ろにされている」と 「夫が勝手に」感じた時、暴言につながっているのだと・・・。
よく、クライアントさんから
「旦那の言うことを聞いて、ちゃんとやっているつもりなのに暴言が減らないんです」というお話をお聞きすることがあります。
言われた通りにやってるつもりなのに、なぜ・・・? そう思いますよね。
実は、相手の言った通りにやっているかやっていないかが、暴言の本当の原因じゃないんです。
相手が「大事にされていると感じるか、感じないか」が鍵。
その「手段」として、望んだことをやったかやっていないかという出来事があるだけなんです。
つまり!
①「ただコミュニケーションノウハウを使うだけでは、相手は大事にされてると感じにくい。
それを「自分がどんなマインドで使うか」によって結果が変わってくる」
②「暴言の地雷源は、私の行動そのものというより 旦那が私の行動によって【どう感じたか】が地雷源になる。」
この2つが、関係が改善しなかった根本的な原因でした。
そこに気がついた時 本当の意味で「自分を変える」ことをし始めていきました。
明日は、自分のどこをどう変えていったのか。
その辺りのお話を、具体的にさせていただきますね^^
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明日は法則6「相手を変えるためには、自分のココをシフトする」をお届けします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【法則5のキーポイント】
「相手の地雷源は、出来事そのものではなく(相手が)どう感じたか」