私は、「本気で関係を改善させたい人のためのカウンセリング」と謳って、ブログを更新し続けています。
なので、やり直したい人のお話を伺うことがほとんどなのですが・・・。
でも、そんな中でも
「自分の気持ちに自信がない」
「やり直したいのかどうか、わからなくなった」
「やり直したいと思ってやってきたけれど、もう限界かもしれない」
そういうかたのお話もたくさんお聞きします。
ご本人は、本当に辛い状況をなんとかしたいと思ってきたし
実際いろんな努力もしてきた。
でももう無理かもしれない。
やるだけのことをしても、それでも変わらないのなら
その時は「それでも変わらない相手とどうするのか、あなたがその時に選びなおせばいい」
「あなたが選びなおせばいいし、あなたにはその力がちゃんとある」
私はいつも、そう考えています。
でも、お話をお伺いする中で、クライアントさんは根本的な部分で、これを思い込んでいることも多いように感じます。
それは
「自分一人では生きていけない」
そんな思い込みです。
確かに、人は本当に孤独だったら、生きていけないのかもしれません。
でも、そうではなくて
「私なんかが、自分の足で歩んでいける訳がない」
そんな感じでしょうか。
実際に夫やパートナーから
「誰のおかげで生活できると思ってんだ!?」とか
「お前一人で何ができると思ってるんだ!?」などと言われ
それも、あたかもそれが事実だと言わんばかりに「理詰め」で言われ続けれていれば、そう思うようになるのは当然ですね。
また、「お前が悪い、お前のせい」だと
いつもいつも責任転嫁されて、それに反論できない状況が続くことで
自分が相手の機嫌を損ねたと思いこんでいる状況が、
自然と出来上がっている状態になっている・・・。
だから、
こんな自分は一人では生きていけない。
そう思い込んでいるのかもしれません。
そして、その思い込みがあることで
相手に従う生活を「自分から」選んでいる部分があるのかもしれません。
また、これはよく言われるのですが。
相手は、いつもいつも恐怖を与えている訳ではないんですね。
優しい時は本当に優しい。
そんな面も持ち合わせているので、どうしてもそこに執着しちゃう。
普段、あまりに辛い過酷な環境にいるので
その優しさが余計に「大切な、貴重な瞬間」と捉えてしまう。
そして、それも確かに彼の一部だと思うほど、離れがたくなる・・・。
そんな側面があるようです。
しかし、それは
相手が「自分に対して被害を与えてる現実」を
あなたが認識する苦しさから、無意識に目をそらしているのかもしれません。
そして、ここまで怒らせたのはやはり私なんだから・・・となり
そこに居続ける、ということになっているかもしれません。
一人では生きていけない、という勘違い。
私は何もできない、という勘違い。
手放してみませんか?
その勘違いを手放して、自分を取り戻せた時
相手との「本当の関係」が見えてくるのではないでしょうか。
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